【福山ドッグラン】ごほうびカフェが発信!マダニが媒介する感染症!
こんにちは、ドッグランと和カフェのごほうびカフェです!
主にわんちゃんの情報を発信していきます!
今回は、「マダニ」についてです!
ダニは非常に小さい節足動物で、その存在を生活の中で感じることは
ほとんどありません。しかし、ダニの寄生によって皮膚の赤みや
かゆみなどの皮膚病がもたらされるのはもちろん、ダニが感染症を
媒介する可能性もある実は怖い存在です。
この記事では、
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・「マダニ」が媒介する感染症
・「マダニ」の予防方法
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などわかりやすく解説します。
じっくり読み込んでくださいね!
「マダニ」が媒介する感染症
マダニは吸血をした際に体内に持つウイルスや細菌を
伝播してしまう恐れがあります。
その中には、犬だけでなく人にも感染する
「人獣共通感染症」も含まれるため、
注意が必要です。その中でも代表的な感染症を紹介します。
❁重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
2011年に初めて中国で特定された
新しいウイルス感染症です。
日本でも2013年に海外渡航歴のない人での感染が
初めて確認され、人だけでなく犬や猫での感染も
報告されています。
SFTSの原因ウイルスに対するワクチンや
根本的な治療薬は見つかっておらず、重症例では
死に至る場合もある危険な感染症です。
発熱や消化器症状があり、血液検査の所見では
血小板や白血球の減少をもたらします。
マダニの吸血を受けてから、6~14日後に
発症するため、犬からマダニを除去した後も
1~2週間は体調に変化がないかよく観察しましょう。
❁ライム病
日本では1986年に初めて人での感染が認められた
ライム病ボレリアという細菌が原因の感染症です。
ライム病もマダニの吸血によって、人だけではなく
犬や猫にも感染する「人獣共通感染症」です。
犬では多くの場合、不顕性感染といって
感染しても症状が現れませんが、
まれに関節炎や顔面麻痺などの神経症状、食欲不振、
発熱などがみられることがあります。
❁バベシア症
バベシア症とは、マダニの吸血によって
バベシアという原虫が犬の赤血球内に
寄生することで生じる感染症です。
先述した2つの感染症とは違い、人への感染は
確認されていません。
バベシア症では、病原体が増殖する過程で
赤血球を破壊したり、赤血球が体内で異物と
見なされ壊されたりすることで、溶血性貧血を生じます。
発熱や貧血の症状に伴い、食欲不振や浅い呼吸の状態、
頻呼吸(ひんこきゅう)、赤血球の赤い色、すなわち、
ヘモグロビンが尿の中に出ている血色素尿や
黄疸などがみられるようになります。
西日本で多く発生していましたが、近年では
東日本での発生も報告されています。
「マダニ」の予防方法
軽い皮膚症状から重い感染症まで媒介する
恐れのある「マダニ」に感染しないために、
どのようなことが予防策としてあるのでしょうか。
飼い主さんができることを紹介します。
❁予防薬を忘れずに!
ダニ予防を行うことで、それらに
接触したとしても犬の体で
増殖しないようにすることが出来ます。
予防薬には、背中に垂らすスポットタイプや
おやつ感覚で食べるチュアブルタイプがあります。
また、投与の感覚もその薬によって月に1回、
または3ヶ月に1回と異なります。
どのタイプの予防薬を使用するのがよいかは、
かか
❁シャンプー、ブラッシングでお手入れ
毎日の散歩後すぐにブラッシングを
することも予防の一つになります。
愛犬の被毛に付着したダニが皮膚に寄生する前や
吸血前に体から落とせる可能性があるとともに、
毎日お手入れすることで素早くダニの
寄生に気づくことができます。
また、月に1~2回ほどのシャンプーで、
皮膚の状態を清潔に保つことも予防につながります。
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まとめ
さまざまなダニの寄生は脱毛やかゆみといった皮膚病を
もたらすだけでなく、時には愛犬や人の命に関わる感染症を
伝播します。愛犬含め飼い主さんの健康を守るためにも
日頃のケアを行い、予防を欠かさないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
愛犬の飼い主さんのお役に立てればと思います。