【福山ドッグラン】ごほうびカフェが発信!ダニの種類と感染経路について!
こんにちは、ドッグランと和カフェのごほうびカフェです!
主にわんちゃんについての情報を発信していきます!
今回は「ダニ」についてです!
ダニは非常に小さい節足動物で、その存在を生活の中で感じることは
ほとんどありません。しかし、ダニの寄生によって皮膚の赤みや
かゆみなどの皮膚病がもたらされるのはもちろん、ダニが感染症を
媒介する可能性もある実は怖い存在です。
この記事では、
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・犬に寄生するダニの種類
・ダニの感染経路
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など、わかりやすく解説していきます。
じっくり読み込んでくださいね!
犬に寄生する代表的なダニ
世界では非常に多くの種類のダニが存在し、
現在日本で確認されている種類だけでも
2000種以上といわれています。その中でも
犬に感染するダニとして比較的多い種類を紹介します。
❁マダニ
吸血することで成長するダニで、
吸血前の体長でも3~8mmと肉眼で見えるダニです。
吸血後はさらに体が大きくなるため、
1~2cm台の黒い血豆のような形状になります。
ダニが感染し吸血することが直接的に皮膚にかゆみや痛みを
引き起こすだけではなく、感染症を媒介する可能性が
あります。
主に森や山など自然豊かな場所に生息しますが、市街地でも
公園や河川敷など草木が覆い茂る場所であれば生息しています。
❁イヌセンコウヒゼンダニ
イヌセンコウヒゼンダニは犬の「疥癬(かいせん)」
という皮膚病を引き起こすダニです。マダニのように
吸血はしませんが、皮膚に小さなトンネルを
掘って寄生するため、皮膚への炎症や
強いかゆみを引き起こします。
イヌセンコウヒゼンダニは顔や耳、肘、膝、
お腹といった被毛の少ない部位を好むとされ、
多くの場合これらの部位に脱毛やかさぶたを形成します。
また、犬だけでなく人にも感染し、
同様に皮膚のかゆみをもたらすことが
あるので注意が必要です。
❁イヌミミヒゼンダニ
その名の通り、主に耳に寄生するダニで、
「外耳炎(がいじえん)」を引き起こす原因となります。
耳に強いかゆみをもたらすため、頭を振る、
耳を前足でかくなどのしぐさや耳垢などの症状が見られます。
まれではありますが、ミミヒゼンダニは耳以外の場所にも
寄生することができるので、症状が必ずしも耳だけに
限るわけではありません。
❁ニキビダニ
ニキビダニは普段から、犬の皮膚の毛穴内に常在し、
垢や皮脂を餌として生活しています。
全身状態の悪化や免疫が弱まると
ニキビダニが異常増殖してしまい、
皮膚病を引き起こします。
顔や足などに脱毛等をもたらしますが、
多くの場合かゆみを伴いません。
犬に寄生するニキビダニは宿主特異性といって
感染できる動物種が限られているため人には感染しません。
犬のダニの感染経路
ダニの感染経路を種類別に紹介します。
❁マダニの感染経路
マダニは草木が覆い茂る場所に生息するため、
外出時に犬の被毛に付着することが
主な感染経路となります。
また、山や森に入った人が靴や衣類につけて家に
持ち帰り、自宅で犬に感染する場合もあります。
毎日の散歩後、すぐにブラッシングをすることが
予防にもなります。犬の被毛に付着したダニが
皮膚に寄生する前や吸血前に身体から落とせる可能性が
あるとともに、毎日お手入れをすることで
素早くダニの寄生に気づくことができます。
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❁マダニ以外のダニの感染経路
マダニ以外の目に見えない小さなダニは、
主に犬同士の接触で感染します。
ペットショップや保護施設などたくさん犬が
飼育されている場所やドッグランといった不特定多数の犬と
接する場所ですでに感染している犬と接触することが主な
感染経路となります。
まとめ
ダニの種類によって症状は異なります。
中には人間にも健康被害をもたらすダニもいます。
愛犬を含め飼い主さんの健康を守るためにも
日頃のケアを行い、予防を欠かさないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
愛犬の飼い主さんのお役に立てればと思います。